膵臓がんタイプでより効果的な治療を

膵臓がんで最も多い「膵管腺がん」の大規模な遺伝子解析が行われ、染色体異常のパターンにより4つのタイプに分類された。さらに、タイプ別に効果がある抗がん剤の種類もプロファイリングできる可能性が示された。この4つのタイプは、今後膵臓がんの治療の改善に役立つかもしれない。オーストラリアと英国を中心とした共同研究グループが、有力科学誌ネイチャー誌で2015年2月26日に報告した。

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イチゴの成分で大腸がんを予防

イチゴに含まれる植物性化学物質(フィトケミカル)が、大腸がんの予防に効果を示す可能性があるようだ。米国コロンバスのオハイオ州立大学を中心とする研究グループは、その結果を栄養学の専門誌、ニュートリエンツ誌で2015年3月10日に報告した。

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便の中のDNAで大腸がん検査

便からDNAを検出して大腸がんを見つけ出す検査が米国から普及しそうだ。

8月12日、米国のイグザグト・サイエンシズ社という会社が、うんちからDNAを取ってきて調べることで大腸がんを検出できる同社の製品「コロガード」が米国食品医薬品局(FDA)の承認を受けたと発表した。体に負担をかけずに、大腸がんに関わる遺伝子を調べてがんを見つけ出す検査は初めてという。

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クルミが結腸癌を抑える?

クルミを食べると結腸がんが抑えられる可能性がある。大腸は盲腸、結腸、直腸から成り、このうち結腸のがんとの関係について関連メカニズムの一端が判明している。

米ハーバード大学医学大学院のマイケル・A・ツーカス氏らの研究グループが、ニュートリショナル・バイオケミストリー誌において2015年4月1日に報告している。

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食事の変更で大腸癌になりにくい体に?!

大腸がんの少ないアフリカの人に、2週間だけ食べものを変えてもらったところ、またたく間に大腸がんになりやすい腸の状態に変わってしまった。食事の影響は怖い。米国ピッツバーグ大学医学部を含む、英国、フィンランド、南アフリカ、オランダの国際共同研究グループが、オンライン科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ2015年4月28日に報告した。

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前立腺がんの診断に新技術

生命の危険に関わるような前立腺がんをあらかじめ見極めるための新技術の開発が実用化に向けて動いている。米イリノイ大学内のクオンティテイティブ・フェイズ・イメージング研究所のシャミラ・スリドハルン氏らの研究グループが、オンライン科学誌であるサイエンティフィック・リポーツ誌において2015年5月15日に報告している。

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キメラ抗原受容体T細胞療法(CART)

「キメラ抗原受容体」と呼ばれる最新の技術を用いたがんの免疫療法が、驚異的な成果を挙げそうだ。利用した個別化細胞療法が、ほかの治療を散々試した「リンパ腫」「膵臓がん」「多発性骨髄腫」などでがんを消滅させるまでの効果を上げているからだ。米国ペンシルベニア大学アブラムソンがんセンターを中心とした研究グループは、2015年6月1日に米国臨床腫瘍学会(ASCO)で報告した。

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