小林麻央さん死去・34歳で22日夜自宅で

歌舞伎俳優、市川海老蔵(39)の妻でフリーアナウンサーの小林麻央(こばやし・まお)さんが22日夜、都内の自宅で死去した。34歳。東京都出身。人気キャスターから梨園の妻へ転身し、成田屋を支えていた14年10月、乳がんの告知を受けて闘病中だった。21日に容態が急変したという。

 

12月7日乳がん闘病中の小林麻央が放射線治療を終了

乳がん闘病中の小林麻央(34)が12月7日、放射線治療が終了したことをブログで報告した。治療期間中は「身体の不調が重なり胸、脇、鎖骨リンパ、首の半分あたりまで放射線をかけましたが、私の場合、喉の奥の焼けたような痛み、だるさ、背中と胸の圧迫感から息苦しさがあり、不安が消せない一ヶ月でした」といい、「今、治療が終了し、安堵しています」と率直な気持ちを明かしたそうです。

小林麻央でも噂のホスピスとは?

放射線治療とは

癌に放射線を当て、がん細胞を破壊し、癌を消滅させたり小さくする治療のことをいいます。また、骨転移による痛みや脳転移による神経症状を和らげるときにも行います。

放射線治療に用いられる放射線の種類は、X線、γ(ガンマ)線、電子線などがあり、他にも研究段階ではありますが、陽子線や重粒子線による治療が一部の施設で行われています。

放射線治療のメリットとしては、手術をせずに切除することなく、がんに対し治療効果を期待できることです。また、臓器をそのまま残すことにより、臓器の働きを癌になる前と同じようにしておけることです。

そして局所療法であるため、身体全身的な影響が少なく、高齢者にも適応できる患者にやさしいがん治療法です。

しかし、治療の場所によっては副作用の起こり方もさまざまで、病期などでわかる癌の状態、体調やいままでの治療の内容などをもとに、放射線治療を行うかどうかについては検討されます。

放射線治療で心配される放射線食道炎とは?



気になる放射線治療の副作用

副作用は、主に放射線を当てた場所に起こります。副作用の時期で2分され、放射線治療中または終了直後(急性期)と、半年から数年たってから(晩期)現れるものがあります。症状の起こり方や時期には個人差があります。

1)急性期の副作用

全身的な副作用としては、疲れやすい、食欲がなくなる、貧血、白血球減少、血小板減などがあります。また、照射部位よって、副作用も異なります。
【頭部】
頭痛、耳痛、めまい、脱毛、頭皮の発赤、吐き気、嘔吐などの症状が出ることがあります。
【口腔、頸部】
口腔、咽頭、喉頭の粘膜炎による飲み込みにくさ、飲み込む時の痛み、声がかれるといった症状が出る場合があります。その他に口が乾いたり、味覚がかわったりします。
【肺、縦隔】
食道が治療部位に入っていると、食道炎の症状である飲み込みにくさ、飲み込む時の痛みが出ることがあります。頻度は低いですが、放射線肺臓炎により咳、発熱、息切れが出ることもあります。
【乳房、胸壁】
食道炎による飲み込みにくさ、飲み込む時の痛みや、放射線肺臓炎による咳、発熱、息切れが出ることがあります。
【腹部、骨盤】
胃、腸が照射されることにより、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢といった症状が出ることがあります。膀胱が照射されると膀胱炎症状である頻尿、排尿困難がみられることがあります。

2)晩期の副作用

晩期の副作用の原因は、照射により細胞の組織が繊維化したり血流障害が起こるためといわれています。晩期障害の種類として、肺繊維症、脳障害、食道狭窄、心不全、肝萎縮,膀胱炎、血尿、下血などがあります。

この中で肺繊維症は治療が困難な副作用でもありますが,抗がん剤との併用で起こりやすくなります。

確率は長期生存者の数%と数は少ないものの治療終了後症状は目にみえないかたちで徐々に進行するために見逃してしまうことも多いようです。

治療後はこれらの異常を見過ごすことのないように副作用の正しい知識を持つだけでなく治療後、数年は診察を継続する必要があります。