一度のひどい日焼け「悪性黒色腫(メラノーマ)のリスクは50%高まる」

わずか一度の、水ぶくれができるようなひどい日焼けで、悪性黒色腫のリスクは50%ほど高まるようだ。

ひどい日焼けが5回あるとリスクが高まる程度は80%に増える。

米国のコロラド大学がんセンターが、同センターの医師でコロラド悪性黒色腫基金の会長で医師のニール・ボックス氏の談話をまとめて、2015年7月27日に紹介している。





悪性黒色腫のリスクはどれほど

今回の報告によると、最近1年だけで、およそ25万人が悪性黒色腫の診断を受け、およそ6万人が死亡すると予想されている。

1回だけの日焼けで、どれほどのリスク増加があるかについて決定的な数字は得られていない。

ボックス氏によると、子どもの時にひどい日焼けをすると、大人になってから悪性黒色腫を発症するリスクは50%程度増加すると見られると説明する。

子どもの頃に水ぶくれを起こすようなひどい日焼けを5回経験すると、悪性黒色腫を発症させるリスクの増加は80%になる。

リスクがたまっていく

悪性黒色腫は、激しい、水ぶくれを起こすような日焼けによって引き起こされる。そのほかの皮膚がんは、よりマイルドな紫外線の蓄積により時間をかけて発症する。

「看護師健康調査」に基づく研究では、大人になって日光にさらされることが多い人たちは、少ない人に比べて、基底細胞がんや扁平上皮がんになる確率は2.5倍も高いと示されていると解説。

ボックス氏によれば、基底細胞がんや扁平上皮がんは、水差しの中にあふれるまで水を注ぎ入れるのに似ていると言う。紫外線を注ぐのを止めること、つまり日光から自分の身を守るという決定をすれば病気に至る前でとどまる。

日光から守るのは大切

既にひどい日焼けをしてしまったなら、その事実は変えることはできないが、それでも、日光から防御することは依然として重要という。「自分自身や愛する者を日光から守るのに、早すぎることも遅すぎることもない」と説明している。

文献情報

Will one bad sunburn give you skin cancer?

Will one bad sunburn give you skin cancer? – Colorado Cancer Blogs

“It’s never too early or too late to start protecting yourself and your loved ones from the sun,” says Neil Box, PhD.