子宮体がんとは?ステージについて

子宮体がんは胎児を育てる子宮内にある、子宮内膜からできるがんだ。そのため、子宮内膜がんとも呼ばれている。

発症には2タイプあり、子宮内膜増殖症という前がん病変を伴い徐々にがん化するタイプと、正常な子宮内膜から一気にがんを発症するタイプがある。どちらも40歳以上から多くみられる。






近年、高齢出産・食の欧米化などで発症率が高まっており、場合によっては、子宮や卵巣などを全摘出しなければならない女性が多くなることが伺える。

子宮体がんとは?

子宮体がんは、女性ホルモンの一つでもあるエストロゲンによる長期的な刺激が原因の場合と、エストロゲン以外の原因である食の欧米化などがあげられる。

子宮頸がんと違い子宮体がんは初期症状が分かりにくいこともあり、子宮がん定期検査をしていない方は特に、進行しているケースが多い。そのために、治療の選択肢が限られてしまい、治療困難な状況に陥ってしまうのだ。

子宮体がんの標準治療として、外科療法が第一選択となる。がんの摘出とともに、ステージ・グレードなども決まる。もちろん、転移・再発についても考慮され、その後の治療方針が検討・決定されていくのだ。

がんの広がりや患者自身の体調に応じて、放射線治療・化学療法(抗がん剤治療)・ホルモン療法を組み併用するケースもある。
子宮を残す治療に関しては、「早期がん・黄体ホルモンによって成長が抑制される性質をもったがん」というような条件がはいってくる。

子宮体がんのステージ

子宮体がんのステージは、術後の肉眼的所見と摘出した子宮・卵巣・リンパ節の病理組織所見などにより決まる。

5年相対生存率は、Ⅰ期で約95%、Ⅱ期で約85.8%と早期がんに近いほど生存率は比較的良好だ。

しかし、Ⅲ期からは約64%となり、Ⅳ期ではさらに数字は悪くなり約23.8%となる。この数字から見ても、進行した状態ではけして予後が良好だとは言い切れないのが伺い知れる。

近年、この5年相対生存率を高めるべく、多くの研究者・医師たちによって、様々な医療・研究の分野で新たな試みが行われ、驚異的な成果を発揮しつつある。