前立線がんの最新治療

前立腺がんの治療には、PSA監視療法・手術・放射線療法・内分泌療法(ホルモン療法)など様々だ。

どの治療になるのかは、ステージ・悪性度・年齢や体調・合併症の有無・性機能温存の問題などによって選択される。

肉体・精神的にも患者の考え方が非常に重視されるため、十分に合意・納得の上で治療法は決定されていく。

そのため、患者自身の今後どうしたいかの意思によって、治療法も変わってくるとも言える。

例えば、患者が完治したくても長期間治療は仕事に支障が出るという場合に、放射線治療より前立腺全摘除術が選ばれる。また、患者がどうしても性機能を温存したい場合は、前立腺全摘除術ではなく放射線治療が選択される。

また2012年4月には、腹腔鏡手術の一種である医療ロボット手術「da Vinci(ダヴィンチ)」といわれる手術方法が保険対象として承認された。

腹腔鏡手術はモニターを通して手術をするため、二次元映像で確認しながらの手術となる。だが、ダヴィンチは高画質で分かりやすい3次元立体画像で表示されるため、術者はそれを確認しながら手術を行えるのだ。

さらに腹腔鏡手術で使う鉗子と違い、多関節の鉗子を採用しているため細かい作業が可能となり、また手振れ防止機能も搭載されている最先端の治療機器なのだ。