末期を知らせる直腸がん症状

一般的に直腸がんの末期とは、『がんが他の臓器に転移していて、手術など積極的な治療ができない状態』を指す。

末期の状態でおこなう治療としては、抗がん剤を中心とする全身療法が選択される。






直腸がん末期に起こる症状として、便秘や腹痛、膨満感などがあげられる。直腸がんは進行すると、粘膜から内側に食い込んで腸内を圧迫する。

この圧迫により、食べ物が腸の中をスムーズに通過できなくなる『通過障害』が起こるのだ。さらには腸閉塞に発展し、激しい腹痛や嘔吐といった症状もみられるようになる。

他の臓器に転移した末期がんの場合、症状は様々である。転移しやすい臓器として、肝臓や肺、 骨や脳が挙げられる。
特に肝臓・肺は転移リスクが非常に高く、進行するに従い、黄疸や食欲不振、倦怠感などがあらわれる。

また肺転移した場合は、胸水がたまることで呼吸困難や、咳がしつこく続いたり、血の混ざった痰が出るといった症状がみられる。
さらに脳転移した場合には頭 痛や吐き気、骨転移では病的骨折などが代表的な症状だ。

ほとんどのがんは、初期段階では自覚症状があらわれない。そして、自覚症状が出始めたころには、すでに末期へと進行している可能性が高いのだ。
従って、日頃から定期的な検診を受けることが、がん治療においてはとても重要な対処方法だ。