皮膚癌の症状・兆候と注意事項は?

皮膚癌の主な発症要因は「紫外線」と言われていますが、早期治療ができればほぼ100%完治できる。そのためには早期発見がとても重要になります。

また、罹患者は多くありませんが、他がん種と比較しても負けないほど悪性度が高い「悪性黒色腫(メラノーマ)」という皮膚癌があります。これは、非常にタチが悪く、転移も起こしやすいため最も注意が必要だ。

皮膚がんの主な発症要因は「紫外線」と言われており、増加傾向にあるが早期治療ができればほぼ100%完治できます。



皮膚がんの初期症状とは

皮膚がんは、平らなホクロのような斑状の病変として発生することが多いといわれており、黒色の斑状病変として発生する皮膚がんの代表が、悪性黒色腫(メラノーマ)になります。

形がきれいな円や楕円でなく、境界が不鮮明でにじんだように見えるという点が、通常のホクロとは異なる点です。

進行すると、サイズが大きくなり、隆起するものもあります。

また、皮膚がんの中には、赤みを帯びた斑状病変として発生するものもあり、有棘細胞癌の初期の段階とされる日光角化症では、表面ががさがさと乾燥したような紅褐色の斑状の皮疹ができます。

また、外陰部や腋の下などに発生する乳房外パジェット病は、紅色~淡褐色の斑状病変として現れます。

皮膚のリンパ腫の一種である菌状息肉症では、湿疹のような紅斑として発生するため、早期の段階では通常の湿疹と区別するのが難しいことも多いです。

皮膚癌については気を付けるべきポイント

  • ホクロやしみが盛り上がっている
  • 大きさや形が変わっている
  • 皮膚との境界が不明瞭
  • 感触がゴツゴツ・ザラザラ
  • 色にムラがある
  • 色に光沢がある
  • 出血や炎症している

罹患者は多くないですが、他がん種と比較しても負けないほど悪性度が高い「悪性黒色腫(メラノーマ)」という皮膚がんがある。これは、非常にタチが悪く、転移も起こしやすいため最も注意が必要です。

「最近ホクロができた」「皮膚の色が変わった」「できものができた」などの時には、なるべく専門家に診てもらうことが大事です。

素人知識があれば、「これは悪いできものだ」と気付けるかもしれませんが、基礎知識が本当に重要なのは、皮膚の異変には大病の可能性があるという事実を知ることにあります。

紛らわしい症状は検査をして診断

皮膚がんの初期症状は、ホクロやシミ、イボなどの良性の病変と類似していることもあり、肉眼のみでは困難な場合があります。

初めは湿疹や皮膚炎と診断されてしまい、ステロイド外用薬などで治療を続けてもなかなか治らない病変や、適切な処置を行っても治癒しない皮膚潰瘍などが、その例です。

肉眼で皮膚がんを見分けることが難しい場合は、ダーモスコピーという皮膚表面を採取し、顕微鏡で観察する病理組織検査などが行われます。

皮膚のシミやイボは加齢とともに増えていきますが、皮膚がんも加齢とともに発生率が高まります。拡大していく傾向があるなど、おかしいと感じられるホクロやイボがあれば、自己判断せずに早めに皮膚科を受診しましょう。