クロミッドと排卵の関係

クロミッドと排卵

排卵誘発剤の中で最もポピュラーな経口薬だ。クロミッドは、脳内の視床下部を刺激させて排卵を促すホルモンを分泌させる働きを持っている。

そのため、「排卵を促す薬」として利用されており、服用される患者さんの症状にもよるが、その排卵率は約7〜8割ほどと言われている。

ただ、排卵=妊娠というわけではないため、妊娠率とは意味合いが違う。しかし、排卵することで受精というチャンスを掴めることになるので、妊娠の可能性は上がることに違いはない。

ちなみに、妊娠率に関わってくるのは、「卵子と精子の質の良さ」だ。「質の良い卵子と精子」=「妊娠しやすくなる」のだ。

クロミッドのメリット

・排卵数の増加
・卵子の質の改善
・タイミングを合わせやすい
・黄体機能の改善
・月経不順、無排卵の改善
・排卵障害の改善    など・・・・

クロミッドのデメリット

・副作用がある(頭痛、吐き気、倦怠感、イライラ感、下腹痛、卵巣腫大など)
・子宮頸管粘液の減少
・多胎妊娠の可能性
・子宮内膜が薄くなる
・卵巣過刺激症候群(OHSS)
・遺残卵胞
・月経量の減少
・不正出血・排卵出血
・基礎体温の上昇
・帯下の増加     など・・・・

より妊娠しやすいカラダにするために

クロミッドを利用して排卵させて、妊娠確率をあげることは、妊娠・出産において大切なことだ。

しかし、それだけでは「より妊娠しやすいカラダ」に繋げるには役不足だ。もちろん、妊娠の基礎である排卵日のタイミングやホルモン分泌の促進なども大切ではある。

だが、根本的な部分である「卵子」「精子」の質の向上=妊娠力のアップが最も重要なのだ。そのためには、規則正しい生活が欠かせない。

生活習慣・食事などの改善

夜更かしや添加物だらけの食事、運動不足、喫煙、アルコール、ストレスが当たり前になっている人は、少しずつ生活を変えていこう。

寝る時間を一時間早めたり、自炊の回数を週に1、2回増やしたりするだけでも効果はある。

精子や卵子の質の向上

卵子と精子にはその機能を十分に発揮させるための細胞器官が備わっている。それは「ミトコンドリア」と呼ばれるエネルギー製造装置のような器官だ。

しかし、このミトコンドリアは体に良くない生活を続けていると徐々にその数は減少し、必要なエネルギーを作り出すことができなくなってしまう。

そして、卵子と精子の妊娠するための機能が正常に働かなくなるのだ。では、いかにして妊娠するための機能を保たせるのか。

ミトコンドリアの活性化

卵子や精子のエネルギー製造装置の役割を担っている「ミトコンドリア」を元気にさせることが一番の近道だ。

方法としては、早寝早起きなどの規則正しい生活、栄養バランスのとれた食事、適度な運動などがあげられる。

だが、より卵子や精子の質を上げたいのであれば、日常生活の改善の他にも、ミトコンドリアの不足したエネルギーを補給するための「イースタティックミネラル」を含む成分を摂ることをおすすめする。