hMG注射の効果と副作用まとめ

「hMG注射」は、卵巣に直接働きかけて卵胞の発育を促すもので、不妊治療の際にこれを使うとスムーズな排卵が期待できる。

打ってから、およそ36時間後に排卵が起きるとされており、そのタイミングに合わせて性交をしたり、人工授精をしたりすると妊娠の成功率がアップする。

主な副作用の症状

しかし、一方で副作用に悩む女性も少なくない。薬の特性上、卵胞が過剰に刺激されてしまうことがあり、この状態を「OHSS=卵巣過剰刺激症候群」と呼ぶが、主に次のような不快症状が出る。

・腹痛
・腰痛
・吐き気
・下痢
・腹水
・急激な体重の増加
・尿量の減少

我慢できる程度なら良いが、あまり辛い状態が続くようであれば早めに医師に相談しよう。人によってはOHSSの症状が非常に強く出ることもあり、場合によってはそれ以上の使用は危険と判断され、治療がストップすることも考えられる。

多胎妊娠の可能性

また、HMG注射を使うことによって、多胎妊娠の可能性も高まる。なかなか子供に恵まれなかったカップルにとっては嬉しいことかもしれないが、単純に生まれてくる子供の数が2倍や3倍に増えるとそれだけ両親の負担は増す。

育児にかける労力はもちろん、将来的にかかってくる教育費、それから大勢でも住める住居の確保も必要となり、精神的に追い詰められる人も少なくない。近くに頼れる身内や友人がいない場合は尚更だ。

ちなみに、多胎妊娠が起きる確率は全体の10~20%程度であるとされているので、HMG注射による治療を受ける時には、これらの問題についてもパートナーとよく相談して、無理なく育てられる環境を整えておくことも必要である。

より妊娠しやすいカラダにするために

上記のような治療とともに、日頃から妊娠しやすいカラダづくりを行うことも必要だ。なぜなら、妊娠するためには、質の良い卵子と精子が絶対的に必要になるからだ。

いざ排卵が始まった時に、その卵子と精子の質が悪ければ妊娠率は下がってしまう。だからこそ、卵子と精子の質を高めるために、規則正しい生活が欠かせない。

規則正しい生活・バランスのとれた食事

夜更かしや添加物だらけの食事、運動不足、喫煙、アルコール、ストレスが当たり前になっている人は、少しずつ生活を変えていこう。

寝る時間を一時間早めたり、自炊の回数を週に1、2回増やしたりするだけでも効果はある。

適度な運動

エネルギーを放出して卵子と精子を活性化させてくれるミトコンドリアの数を増やすことも大切だ。ミトコンドリアも、やはり規則正しい生活によって作られる。

特に筋肉の中にミトコンドリアは多く存在するので、筋力トレーニングを日課にすると良いだろう。

卵子と精子の質の向上

卵子と精子を活性化させたあと、ミトコンドリアはエネルギーが不足する。このエネルギーを補給しなければミトコンドリアは弱まり壊れてしまう。

そうなると、卵子と精子もまともに機能しなくなるため、このエネルギーを補給する「イースタティックミネラル」を含むサプリメントを摂るのもおすすめだ。

そうすることにより、ミトコンドリアが蘇り卵子と精子も十分なエネルギーを受け取ることが可能になり、質が向上することになるのだ。