排卵日近辺のセックス
妊娠する確率を上げるためには、排卵日近辺にセックスをするタイミング法がよく知られている。卵子と精子が出会える期間はとても短いので正しい排卵日を知ることが大切である。
排卵時期に集中的にセックスすれば80%は受精すると言われているが、その受精卵が無事に子宮へ着床できるのは25%程度である。
妊娠には、排卵、受精、着床が必要である。正しい排卵日を知り、それぞれの確率を上げることで妊娠する確率が上がるということである。
妊娠率をあげるために行うこと
基礎体温を把握する
基礎体温管理を行ったり、生理日から排卵日の予測ができるツールやWebサービスを利用し、正しい排卵日を知る。
タイミングを合わせる
基礎体温や予測ツールを利用して排卵日を把握できたら、排卵日近辺にタイミングを合わせ、セックスをすることにより受精率が高まる。
着床率を高める
タイミングが合いせっかく受精しても、着床しなければ妊娠に至らない。人間はもともと着床率が低いのだが、着床しやすい体質をつくることによって着床率を高めることができる。
着床が継続するためには、子宮内膜に十分な厚みがあることが大事である。
この子宮内膜は「黄体」の機能が十分に働いていることが必要であり、この黄体の機能が不十分だと、黄体ホルモンの分泌も不十分になり、妊娠するために十分な子宮内膜が形成されない。
その結果、受精卵が着床しづらくなったり、妊娠しても流産しやすくなったりする確率が高くなる。他にも着床しやすい体質をつくるためには、身体の冷えや運動不足など生活習慣の見直しが必要である。
そこで今注目されているのが、女性ホルモンバランスの調整や分泌促進に効果があるという「ジオスゲニン」や「アグリコン型イソフラボン」といった天然の食品成分だ。
生活習慣の改善のために、十分な睡眠や毎日の食事に加えて健康食品やサプリメントによるバランスのよい栄養摂取も心がけよう。
より妊娠しやすいカラダにするために
排卵日のタイミングポイントを押さえて、妊娠確率をあげることは、妊娠・出産において大切なことだ。
しかし、それだけでは「より妊娠しやすいカラダ」に繋げるには役不足だ。もちろん、妊娠の基礎である排卵日のタイミングやホルモン分泌の促進なども大切ではある。
だが、根本的な部分である「卵子」「精子」の質の向上=妊娠力のアップが最も重要なのだ。そのためには、規則正しい生活が欠かせない。
生活習慣・食事などの改善
夜更かしや添加物だらけの食事、運動不足、喫煙、アルコール、ストレスが当たり前になっている人は、少しずつ生活を変えていこう。
寝る時間を一時間早めたり、自炊の回数を週に1、2回増やしたりするだけでも効果はある。
精子や卵子の質の向上
卵子と精子にはその機能を十分に発揮させるための細胞器官が備わっている。それは「ミトコンドリア」と呼ばれるエネルギー製造装置のような器官だ。
しかし、このミトコンドリアは体に良くない生活を続けていると徐々にその数は減少し、必要なエネルギーを作り出すことができなくなってしまう。
そして、卵子と精子の妊娠するための機能が正常に働かなくなるのだ。では、いかにして妊娠するための機能を保たせるのか。
ミトコンドリアの活性化
卵子や精子のエネルギー製造装置の役割を担っている「ミトコンドリア」を元気にさせることが一番の近道だ。
方法としては、早寝早起きなどの規則正しい生活、栄養バランスのとれた食事、適度な運動などがあげられる。
だが、より卵子や精子の質を上げたいのであれば、日常生活の改善の他にも、ミトコンドリアの不足したエネルギーを補給するための「イースタティックミネラル」を含む成分を摂ることをおすすめする。