グレードが低い卵子の体外受精と対策

体外受精が成功するかどうかは、いかに質の良い受精卵(胚)を作れるかどうかにかかっている。しかし、排卵誘発をしてもグレードの低い卵子しか採れなかった場合は、精子が寄っていかないのでそもそも受精させることは難しい。
では、このようにあまり質の良くない卵子しか採れない人は、体外受精をあきらめるしかないのだろうか? 有効な対策法について調べてみた。

有効な対策法

冷え症

冷え症を改善することも有効である。卵巣が冷えると血液循環が悪くなり、健康な卵が育ちにくくなるので、できるだけ体を冷やさない工夫をしよう。
冷たいジュースはやめて温かい飲み物をとり、ミニスカートなど下半身を冷やすような服装は避ける。一日の終わりにはゆっくり湯船に浸かって体の芯から温まるなど、毎日の生活の中でできることをコツコツ実行していけば症状は次第に改善される。

喫煙

喫煙の問題がある。女性の社会進出が進むにつれて嗜む人も増えてきたが、タバコは百害あって一利なし。中に含まれる有毒物質が卵細胞を死滅させてしまうので、きっぱりとやめることが大切だ。

卵子の質

卵子の質が悪くなる原因であるが、これにはミトコンドリアが深く関わっている。ミトコンドリアはもともと人間の体内に存在する物質であるが、ATPと呼ばれるエネルギーを出して細胞の活性化をサポートしてくれる。そのため、数が減ると細胞の成長に必要なエネルギーを確保することができず、卵子が老化してしまうのだ。
ミトコンドリアは早寝早起き・栄養バランスのとれた食事・適度な運動など規則正しい生活によって作られるので、もし生活習慣が乱れているのなら改善する努力をしよう。筋肉の中に多く存在するので、筋力トレーニングをするのも効果的だ。

また、卵子ミトコンドリアの活性を強化する成分として近年注目を集めている「イースタティックミネラル」がある。卵子の老化対策として日本でも広く普及し始めている。

これまでは海外輸入サプリメントDHEAを卵子の老化対策として選ばれていたが、海外製品という懸念が広がり、「イースタティックミネラル」を配合したサプリメントが普及し始めているのだ。