IVF体外受精時の採卵法とは

採卵の手順

病院によって多少の違いはあるものの、IVF体外受精時の採卵の手順はおおむね次の通りである。

① 手術用の服に着替え、必要があれば麻酔をする。排尿は事前に済ませておく。
② 膣の洗浄を行った後、経膣超音波で映像を見ながら採卵専用の針を卵胞に刺し、卵胞液ごと卵子を吸引する。

処置としてはこれだけなので、だいたい5~20分もあれば終了する。ただ、その後1時間ほど病院で安静にする必要があるので、時間には余裕を持って臨もう。

夫も一緒についてきている場合は、回復室で一緒に待つことができるケースが多い。

麻酔について

麻酔を使うかどうかは、その病院の方針や患者さんの状態によって臨機応変に決められる。
技術の確かな医師ならほとんど痛みを感じることなく採卵を終えられるが、それでも患者さんが不安や恐怖を感じるというのであれば、麻酔を使うことになるだろう。

また、呼吸器や循環器に持病のある人にとっては静脈麻酔がリスクになることもあるので、その場合は局所麻酔が使われる。

デメリットについて

IVFにおいて採卵を行うかどうかは、その時の卵胞の育ち方にもよる。排卵誘発をしても卵胞の発育が悪かった場合はそのままIVFに踏み切っても成功する確率が低いので「今回は採卵を見送りましょう」となるケースもある。

また、開発・研究の結果ずいぶん細く使いやすくなったとはいっても、体の中に針を入れることには変わりないので出血などのリスクもないとは言い切れず、そういった面で抵抗を感じる患者さんもいるだろう。

いずれにしろ、IVFをするのに採卵は避けては通れない道なので、かかりつけの医師とよく相談しながら実施時期を決めてほしい。

体外受精を成功させるには

日頃から「卵子と精子の質の向上」を心がけた生活が必要だ。なぜなら、妊娠するためには、質の良い卵子と精子が絶対的に必要になるからだ。

いざ排卵が始まった時に、その卵子と精子の質が悪ければ妊娠率は下がってしまう。だからこそ、卵子と精子の質を高めるために、規則正しい生活が欠かせない。

規則正しい生活・バランスのとれた食事

夜更かしや添加物だらけの食事、運動不足、喫煙、アルコール、ストレスが当たり前になっている人は、少しずつ生活を変えていこう。

寝る時間を一時間早めたり、自炊の回数を週に1、2回増やしたりするだけでも効果はある。

適度な運動

エネルギーを放出して卵子と精子を活性化させてくれるミトコンドリアの数を増やすことも大切だ。ミトコンドリアも、やはり規則正しい生活によって作られる。

特に筋肉の中にミトコンドリアは多く存在するので、筋力トレーニングを日課にすると良いだろう。

卵子と精子の質の向上

卵子と精子を活性化させたあと、ミトコンドリアはエネルギーが不足する。このエネルギーを補給しなければミトコンドリアは弱まり壊れてしまう。

そうなると、卵子と精子もまともに機能しなくなるため、このエネルギーを補給する「イースタティックミネラル」を含むサプリメントを摂るのもおすすめだ。

そうすることにより、ミトコンドリアが蘇り卵子と精子も十分なエネルギーを受け取ることが可能になり、質が向上することになるのだ。