ザクロだけで不妊が改善しない理由

ザクロには、ホルモンバランスを整える効果がある。特に種の部分に女性ホルモンの一種であるエストロゲンが多く含まれているので、ザクロを摂るなら種ごとがおすすめだ。

エストロゲンは、別名「卵胞ホルモン」と呼ばれ、生理が終わる頃から排卵日の直前にかけて多く分泌される。そして、卵巣・子宮・膣など、生殖に関わる器官の発育を促し、妊娠に備えるのだ。

不足すると、月経のリズムが狂ったり、排卵がスムーズに行われなくなったりして妊娠しにくい体質になってしまうので、十分に分泌される状態を保つ必要がある。

妊娠に良い食品

そこでザクロが役に立つわけだが、もちろん、これだけで妊娠できるほど甘くはない。
幸い、果物から作られているので他のサプリメントとの併用に問題はなく、妊娠にプラスに作用する栄養素を組み合わせて摂ることが可能だ。

おすすめは、マカ・葉酸・ルイボス・タンポポ・ヘム鉄・米麹・ビタミンC。

マカにはザクロと同じくホルモンのバランスを整える働きがある他、男性の精巣機能をアップさせる効果があるし、葉酸には精子の染色体異常を抑えたり、遺伝子を正常に保ったりする力が期待できる。

ルイボスは卵子の老化を防ぐSOD(抗酸化物質)や精子の状態に影響する亜鉛というミネラルを多く含み、タンポポはホルモンバランスを整える他、卵胞の発育を高めたり、子宮内膜の血液循環を改善したりする効果がある。

ヘム鉄は葉酸と合わせて摂ることで貧血による冷え症を改善し、卵巣機能の低下を防ぐ。

米麹は、甘いものが欲しくなったときの甘味料として利用される。食べ物には体を温める「陽性」のものと、反対に体を冷やす「陰性」のものがあるのだが、甘味料として最もポピュラーな白砂糖は陰性なので、妊娠の大敵である冷えを招いてしまうのだ。

その点、米麹は穀物由来の甘みなので陽性であり、妊活中の女性の体に優しいのである。
そしてビタミンCは、他の栄養素の吸収を助ける他、体調を整える効果が期待できる。

注意すべき点

妊活に良い成分全てを効率よく摂取したいところではあるが、全てを満足に摂取することはなかなか大変だ。また、不必要な成分を余分に摂取することになったり、過剰摂取の不安もある。

一つの成分だけにこだわるのもよいが、こういった製品を活用して必要な成分を体にも財布にも負担なく、バランスよく摂取するのも一つの方法ではないだろうか。

夫婦一緒に、日々の食生活・生活習慣を整え、ストレスを溜めないようにし、自分自身でも妊娠しやすい身体作りを心がけていくようにしよう。